5月にブログでご紹介した独自設計の手帳型ケース「Stick Case(ステックケース)」のその後です。
吸着シートを開発している会社といろいろ協議を行ったのですが、どうしても吸着シートの色は、いろいろ変えることが難しい状況です。
本当は、手帳の色に合わせて、いろいろと変化させたかったのですが、それがうまく行きそうにありません。。。
特殊加工であるばかりか、工程にも注意が必要なため、色素を入れることでうまく製造できないのです。
なかなか難しい問題があるので、ここは妥協するしかなさそうです。
そのため、吸着シートの色を変更することを諦め、逆に手帳の内側に取り付ける合皮の色を変更することにしました。
合皮といっても、いろいろな種類の合皮があります。当然見た目や触り心地も異なるため、どのようなイメージで使って頂きたいか、全体的なバランスは整っているかなどを考慮しながら、選びます。とはいいながら、サンプルで見たものと、実際にサンプルで上がってくるものが多少異なるケースもありますので、何度もヤリトリしながら、慎重に判断していきました!
最終的に決定したのが、このヌメ革風の合皮です。ブラックを選んだことで、吸着シートが強調されずに、うまく溶け込んだ感じがします。
当然、開閉時のストレスもありません。合皮でテカテカと光沢があると、どうしても安っぽく見えてしまうので、ヌメ革風の合皮にしています。
一方、カードスロット部の反対側にある、スマホ本体を取り付ける部分は、ちょっと高級感をもたせるために、スエード風の合皮を選んでいます。カードスロット側がブラックになるので、対象的に明るい色を選んだ方が好印象だったので、こちらのスエード風の物にしました。
外側にくる合皮が、ベージュ、ブラウン、ブラックを考えていますので、このくらいの色にした方が、外側の色との相性が良さそうでした。
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